剱岳に登ってきた(7/20,21)

院試勉強の息抜きに友達と剱岳に登ってきた。

剱岳と言えば、映画『劒岳 点の記』でも有名になった、北アルプスを代表する名峰の一つ。
富山県出身の僕にとって剱岳は思い入れのある山の一つで、晴れた日にはいつも市街地からこのギザギザとした美しい稜線を眺めていた。

今回行ったコースは室堂までロープウェイとバスを使って行き、そこから立山三山を縦走しながら剣沢まで行った。
そこで一泊したあと翌日剱岳までピストンして雷鳥沢を経て室堂まで戻ってきた。

天気は最高で、立山は人が多かったけどやっぱり綺麗だった。

 

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頂上ではなぜか虹が出てて、なかなか珍しい写真。

 

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ここからずっと縦走して行くんだけどこの稜線歩きが一番気持ちよくて良かった。

奥に見えてる重厚な黒っぽい山が剱岳

 

 

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稜線をずっと歩いていくと剣沢と剱岳が綺麗に見えるところまでくる。
去年も来て思ったけど、ここからの景色が一番綺麗。
沢の底に小さく見えてるカラフルな点がテント。

 

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夜は星を撮ろうと一眼を持ってきたのに8時に寝てしまい、明け方三時に慌てて撮った写真がこれ。
シャッターを長く開けてたから懐中電灯を持って歩いてた人がこんな風に写った。
天気自体は薄い雲が掛かってて、星は綺麗には見れなかった。
30秒以上シャッターを開けるにはレリーズがいるらしく、そろそろ買おうか考え中。

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そして無事頂上へ。
険しいところは色々あったけどデジカメ出すのが面倒くさくて撮らなかった。

 

 

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唯一撮ったのが下山時のカニのヨコバイに友達が取り付いているところ。
これくらいの傾斜なら体を逆にする必要は無いと思うんだけどどうなんだろう。

何はともあれ無事帰ってこれて良かった。
登山をやってて一番感じるのが、どんなに遅くても止まらず歩いていれば結構あっさり着いてしまうと言うこと。
一歩一歩積み重ねていくことの大事さを本当に感じさせられる。
これは何もキレイごとを言ってるんじゃなくて、登山をしてるとリアルにそれを感じる。
ああ、頂上あんなに遠いじゃん、と思っていたものが気づけば案外近くに、気づけば登っちゃってたりする。

とりあえず次回は父親と後立山のどこかに登りに行きたい。
その後中国横断の予定だけど、先のことはどうなるか分からない。

おしまい。